「シス・カンパニー」は、舞台製作や俳優の
マネージメント業務などをする芸能事務所です。
主に、舞台を中心に活躍する俳優が多く、
演技力に定評があると言われています。
所属タレントには、堤真一はじめ高橋克実、八嶋智人、
渡辺えりらの人気俳優が在籍しています。
「シス・カンパニー」の俳優は、近年、映画、ドラマ、
テレビなどメディアから注目されていると言います。
それには、何か秘密があるんでしょうか。
会 社 概 要
有限会社 シス・カンパニー
本社所在地 〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-22-20
恵比寿幸和ビル3F
設立 1989年7月1日
代表取締役 北村明子
業種 サービス業
事業内容
専属アーティストのマネージメント
舞台(演劇・コンサート)の企画・製作
映画の企画・製作
ドラマ、ドキュメンタリー、
バラエティ等各種テレビ番組の企画・制作
イベント(トークショー)の企画・製作
シス・カンパニーとは?
高橋克実
1980年代の人気劇団「夢の遊眠社」のマネージメント部門
「えーほーしよう会」が前身。
その後、
1989年に法人となり、「シス・カンパニー」となりました。
1992年の劇団解散後、野田秀樹氏の作品
「NODA・MAP」の制作を請負。
2008年まで業務提携。
その一方、シス・カンパニーも独自に舞台制作を
2002年より開始しました。
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「シス・カンパニー」の主な俳優
堤真一
千葉真一主宰の「ジャパンアクションクラブ 」(JAC) 養成所へ入団。
その後、舞台、映画、ドラマで活躍中。
なかでも、『ALWAYS 三丁目の夕日』では、
第29回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、
人気俳優の仲間入りを果たします。
高橋克実
劇団「離風霊船」に入団。
その年、映画『ウェルター』の端役で映画デビュー。
NHKドラマ『トーキョー国盗り物語』でヒロインの
相手役に抜擢され、ドラマ初出演。
テレビドラマ『ショムニ』でブレイクし、
その後、ドラマやバラエティ番組
「トリビアの泉」などに出演し、人気を得ています。
八嶋智人
最初はテレビドラマや舞台で活動していました。
彼が売れ始めるようになったのは
ドラマ「古畑任三郎」に出演し頭角を現わし、
バラエティ番組「トリビアの泉」で高橋克実と共に
司会を担当したことで知名度を上げたと
言われています。
ほかに渡辺えり、木村緑子らがいます。
シス・カンパニーの特徴は
この事務所の特徴は何と言っても
社長の「北村明子」氏ではないかと思います。
彼女は大学中退後、劇団「文学座」研究所を得て、
女優として演劇や映画に出演していました。
またそれ以外にも、演劇公演のプロデュースや舞台制作にも
興味があり、その手伝いをしていたと言います。
劇作家「野田秀樹」氏の『夢の遊眠社』に入ってからは、
女優をきっぱりやめ、野田氏の薦めもあり「プロデュース」業を
やろうと決めたそうです。
彼女は「野田秀樹」氏と共に、
「NODA MAP」を生み出し、
今では、日本を代表する舞台制作の
第一人者となっています。
社員は男性一人を除き、あとはすべて
女性だと言われています。
それは何故かというと、
細かいフォローは女性の方が
しやすいということらしい。
また、社員に待遇と福利厚生を保証するが接待はダメ。
人材を育てるための先行投資はするが赤字にしないなどの
徹底した管理をしているようですね。
シス・カンパニーの俳優の育て方
「北村明子」氏自身も女優の経験があります。
その厳しさも分かっています。
だからこそ、俳優たちにも甘やかすことは
しないと語っています。
例えば、どんな人気のある俳優だとしても、
「契約」は1年ごとに更新。
また、「遅刻を3回したらクビにする」と
言われているみたいです。
たとえ、「堤真一」でさえもテレビでは
そう簡単には主役をさせないなんてことも・・・
なかなか厳しいですよね。
シス・カンパニーでは、アイドルタレントを
育てることはしません。
きちんとした実力のある俳優たちを育てています。
それがあるからこそ、ここの俳優陣は演技力のある人が
多いんでしょうね。
シス・カンパニーのオーデション
実力俳優の揃ったシス・カンパニーですが、
新人の公募は実施していないようです。