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オーディションの書類審査に合格すると

いよいよ2次審査となります。

この2次審査の「面接」で大枠の合否が

決まってきます。

気を抜かないようにしましょう。

ただ、大きなオーディションの場合には、

3次審査や最終審査などの選考が続く場合もあります。

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面接

 

選考の形式はプロダクションごとに

さまざまな方法がありますが、

一般的には次のような流れにそって進められます。

 

(1) 受付
(2) 入室
(3) 自己紹介、自己PR
(4) 特技披露、実技審査
(5) 質疑応答
(6) 退室

 

それぞれの段階であなたは注意深く観察されます。

その各段階でのチェックされるポイント

挙げておきますね。

 

オーディション会場には余裕をもって

着くようにしてください。

もし、遅刻しそうになった場合は、必ず連絡しましょう。

無断で遅刻するのは人格を疑われかねません。

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受付

 

面接会場に到着したら、まずは受付です。

 

受付では、「本日面接に伺いました〇〇と申します。」

などのように名前をハッキリ伝えてください。

 

もし、控え室がある場合は、控え室に案内してもらいます。

控え室では、マナーを守り、周りの迷惑になるような

行為はやめましょう。

 

入室

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審査の順番がまわってきたら、いよいよ選考が始まりです。

面接は最初の5分間で勝負が決まると

言われるくらい重要です。

 

審査員はその間に、しぐさ表情言動などを見て

心のなかで合否を決めてしまう場合が多いと聞いています。

 

明るくハキハキした態度で臨みましょう。

審査員にも良い印象が残ります。

 

入室するときにはノックをし、「失礼いたします」と

一声かけてから、入室してください。

 

部屋に入ったらお辞儀をし、ドアを閉めます。

このとき、ドアの方を振り返り、ゆっくり

丁寧に閉めることを心がけましょう。

 

猫背にならないように気を付け、

背筋をまっすぐ伸ばし、しっかりと

前を向いて歩くようにしてください。

 

自己紹介・自己PR

 

入室後、まずは

「○○と申します。よろしくお願いします。」と

挨拶をします。

 

その後、簡単な自己紹介を行います。

自己紹介では、名前、出身地、年齢、学年、

プロフィール、趣味、特技、このオーディションを

受けた動機などを手短に話します。

 

また、応募した履歴書に書いた、自己PR文と

同じ内容を話すときには、その内容よりもっと

詳しく話すようにしましょう。

そうでないと、あなたの本気度が審査員に伝わらない

ことがあります。

 

特技披露、実技審査

 

自己紹介後、オーディションによっては

実技審査や特技披露の場が設けられることがあります。

 

特技はその場で披露できる特技と

そうでない特技(楽器や道具が必要)が

あると思いますが、どうせならその場で

披露できるものがよいですね。

 

審査員が採用 したいと思う人は、

普通の人ではありません。

 

何か他の人とは違った魅力がある人や

キラリと輝く個性を持った人なのです。

 

審査員に強くアピールできる「最大のチャンス」にも

なるはずです。

下手でもなんでもいいんです。元気に思いっきり

一生懸命さをアピールしましょう。

 

質疑応答

 

応募書類に書かれている項目や、自己紹介のなかから

審査員の興味を持ったことが質問されます。

 

その質問には、応募時の履歴書の内容について、

もっと突っ込んだ質問をされることがよくあります。

質問例として

「○○さんの志望ジャンルは、何ですか?」

「なぜ、女優を希望したのですか?」

「尊敬している芸能人の方は?」

「どうして△△さんなんですか?」

「将来の目標はなんですか?」

ほかにも、長所や短所、現在の課題、

などがあります。

 

審査員は、応募者が答えた返事に対して、

具体的にどんなところが?」という

質問をしてきます。

 

あなたがそれについてどれくらい興味があって、

どれくらい理解しているかを知りたいのです。

 

どんな質問をされるのかは分かりませんが、

少なくても、履歴書に書いた内容に関しては

何でも答えられるようにしておきたいですね。

 

また、「審査員に対して、なにか質問がありませんか」と

尋ねられるケースもありますので、

事前に考えておくとよいでしょう。

 

退室

 

審査が終了したら、審査員に必ずお礼

言ってから退室してください。

 

退室するまでは、けして緊張を緩めないようにしましょうね。