ドラマや映画がヒットするかどうかは
原作や脚本もさることながら、
役者の選定も非常に重要だと言われています。
せっかく苦労して作った作品でも
配役が間違ったばかりに台無しになることだって
あるのです。
そんな役者のキャスティングって
どんな方法で行われているんでしょうね。
ドラマのキャスティング方法
企画
プロデューサーが中心になって
どんなドラマを制作するのかをスタッフと
一緒に決めていきます。
そのとき、脚本についてもある程度の話しがあるので
どんな役者が欲しいのかも相談するようです。
またドラマを制作する際、主役タレントを先に決めておいて
そのイメージから配役を決めていく場合もあります。
制作会議
プロデューサーや脚本家、ディレクター、テレビ局編成、
ADなどが集まり、具体的な制作プランを検討。
詳細が決まったら、制作サイドが欲しい主役キャストに
オファーを出します。
芸能事務所に募集をかける
制作会議が終わって、主役キャストが決定しましたが
それで全ての役が決まったわけではありません。
他にも脇役やエキストラなどたくさんの登場人物が存在します。
そういった役は事務所オーディションによって決まることが多いです。
芸能事務所オーディション
ドラマのキャスティングは芸能事務所に募集をかけます。
このオーディションは一般募集をほとんどしていないので
芸能事務所に所属していることが必須。
①書類審査
②面接・実技審査
このようなオーディションに選ばれた人のみが、
晴れてドラマという大舞台に立つことができるのです。
ドラマでブレイクした主なタレント
綾瀬はるか「世界の中心で愛をさけぶ」
上戸彩「3年B組金八先生」
北川景子「セーラームーン」
広瀬すず「学校のカイダン」など
「ライダーシリーズ」
佐藤健、菅田将暉、福士蒼汰など
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スターへの登竜門とも言われる「NHK朝ドラ」オーディション
石原さとみや井上真央、波留、土屋太鳳など
数多くのスターを生み出してきたNHKの連続テレビ小説。
その朝ドラ主演を目指す女優たちの前には
最初に大きな壁が待ち受けています。
それがヒロインを決める「オーディション」です。
毎回、2000名前後の応募者の中から
約1カ月にわたるオーディションを経て
最終審査に残るのはたったの10人程度と厳しい。
ヒロインになるためには、何度落ちても
決してあきらめない強い心が必要だと言われています。
NHK連ドラでブレイクした主なタレント
石原さとみ「てるてる家族」
堀北真希「梅ちゃん先生」
井上真央「おひさま」
杏「ごちそうさん」
有村架純「あまちゃん」
土屋太鳳「まれ」
波留「あさが来た」
高畑充希「とと姉ちゃん」など
一般公募のオーディション
一般の人でもドラマに出る方法はあります。
それが「エキストラ」です。
この「エキストラ」とは、セリフのない群衆や通行人のことを指します。
どんな役でもいいからドラマに出たいという方は一考。
映画のキャスティング方法
ドラマと違って、映画では主役を含め
オーディションで選ばれる場合が
多いと言われています。
このオーディションは、まず映画会社に置かれている
台本を各芸能事務所のマネジャーに閲覧してもらいます。
そこから集まった俳優陣のプロフィール資料などをもとに
気になった俳優に声をかけます。
その後オーディションを開き、監督やプロデューサー、
スタッフ陣が演技などを見て決定しているそうです。
映画でブレイクした主なタレント
満島ひかり「愛のむきだし」
二階堂ふみ「ヒズミ」
長澤まさみ「世界の中心で愛をさけぶ」など