芸能界に限った話はでありませんが
人との出会いや出来事一つで
人生が変わることってあるんですよね。
(柴咲コウ)
本人の意思とは関係ないところで
潮目が変わってしまうことが。
不思議なものです。
柴咲コウ
今では、女優や歌手として忙しく活躍している柴咲コウ。
そんな彼女だが、芸能界デビューのキッカケは衝撃的です。
彼女は中学生の頃、今の事務所にスカウトされています。
でもその時は受験や親の反対もあり、
「芸能界入り」はしませんでした。
ところが、高校に入ってからは状況が
一転しました。
それが母親の末期がんの宣告。
彼女はその最愛の母親の治療費を稼ぐために
芸能界に入ったのです。
柴咲コウは映画『バトル・ロワイヤル』での
自分の活躍している姿を母に見てもらうことを
楽しみにしていました。
でも、それが叶わなかったことが
残念でたまらなかったそうです。
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吉田羊
情報誌『ぴあ』に掲載された小劇場の舞台に
応募して、女優としてデビュー。
その後、演劇プロデュース集団
「東京スウィカ」を旗揚げし
卒業するまで主演女優を務めました。
転機になったのは、舞台を見に来ていた
芸能事務所㈱ORANKUのマネージャーに
スカウトされたことです。
この事務所は社長兼マネージャーの個人事務所で
彼女が初めての所属タレントとなりました。
なので、彼女が現在の地位を確立するまでには
さまざまな苦労があったようです。
そんな中、彼女に大きな転機が訪れたのです。
それが、2008年のNHK連続テレビ小説「瞳」に
出演した時でした。
たまたま、テレビで 彼女の演技を見た
俳優・中井貴一がどうにも気になって
放送局に問い合わせをしたんだそうです。
それほど、彼女の演技が上手かったんでしょうね。
そして彼女は、中井の推薦で脚本家・三谷幸喜の
舞台にも呼ばれるようになり、徐々に役者として
認められるようになりました。
以降、ドラマや映画、CMなどで忙しく活躍しています。
自分が今こうやっていられるのは
「中井貴一さんが見出してくれたおかげ」と
今でも感謝しているそうです。
篠原信一
かつては五輪や世界選手権でも活躍した
日本柔道界の顔。
一見すると強面で近寄りがたい存在の彼だが、
話してみるとお茶目でかわいいところがあります。
そのギャップがたまらなくいいんでしょうね。
そんな彼が今バラエティー番組から「引っ張りだこ」に
なっているのです。
そもそも、彼がタレント活動をするようになった
きっかけはSMAPの中居正広だと言われています。
その中居がTBSで五輪キャスターをしていた頃、
篠原と仲良くなり一緒に飲みに行くように
なったそうです。
中居はそんなつながりもあり、スポーツ選手を集めた
特番などで篠原をよく呼ぶようになり
篠原の持ち味を上手く引き出しています。
ただ、彼自身は芸能界に強い執着心を
持っているわけではなく、仕事のオファーも
自分が興味のあるものしか受けないそうなんです。
やはり、本業(産廃処理関連会社)が他にあるから
気楽にできるのでしょうか。
その、自然体がまた魅力になっているのかも
しれませんけどね。