1950年代の芸能事務所といえば、
タレントの仕事先を見つけて
その出演料の一部を受け取るだけであったそうです。
そこで、芸能人の待遇改善と地位向上を目指し
芸能事務所の仕事を現在のスタイルに変革したのが
「渡辺プロダクション」だと言われています。
会社情報
株式会社 渡辺プロダクション
略称 ナベプロ
本社所在地 〒150-0091
東京都渋谷区桜丘町12-10
渋谷インフォスアネックス7F
設立 1959年4月3日
業種 サービス業
事業内容
番組制作会社・芸能事務所
代表者
名誉会長 渡邊 美佐
代表取締役会長 吉田 美樹
代表取締役社長 渡邊 万由美
主な子会社
ワタナベエンターテインメント
イザワオフィス
トップコート
マニア・マニア
ザ・ワークス
渡辺企画
渡辺音楽
渡辺プロダクションといえば
芸能事務所などのグループ12社1財団を
統括する位置付けであると思われます。
その中核をになうのが、渡辺プロダクションから、
マネージメント部門を分離させた会社。
それが、「ワタナベエンタテイメント」です。
社長は渡辺ミキ氏。会長は吉田正樹氏で渡辺ミキ社長の女婿。
実質的には旧渡辺プロダクションの系譜を
受け継いでいる会社と言っていいでしょう。
この事務所のタレントとしては、
中山秀征、吉田栄作、城田優、ネプチューン、
中川翔子、イモトアヤコ、柏木由紀らがいます。
俳優から歌手、お笑いまで、幅広いジャンルの
タレントが活躍をしています。
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タレント発掘にはオーディション
ワタナベエンタテイメントでは、
次世代のスターを見つけるために、
「全国新人発掘育成・オーディション」
(特待生選出)を開催しています。
即戦力に限らず、将来の可能性を秘めた子を
見つけたいとのこと。
そして、「最優秀者」には、デビューまで完全サポート。
レッスン費も全額免除になると言われています。
詳しくは http://www.we-school.net/wec/index.html
主な渡辺プロダクショングループ
トップコート
代表取締役の渡辺万由美氏は
旧渡辺プロダクション創設者である
渡辺晋・美佐夫妻の次女で
持株会社となった渡辺プロダクションの
代表取締役社長を兼務しています。
主な所属タレントは、木村佳乃、杏、
佐々木希、松阪桃季、
トップコートの育成方針は?
この事務所では、新人タレントの魅力や
個性を活かしていくために、個別に
一人ひとり育成メニューを考えているようです。
また、会社方針が少数精鋭体制が
確立されていることもあって、
オーデションで採用されるのも
簡単ではないようです。
ただ、最終選考の段階で、マネージャーたちに
「この新人をマネージメントしたい」と
思わせることができれば、所属になる可能性が
高まるといいます。
「自分の魅力をいかにアピールできるか」
それが、重要になりそうですね。
トップコート スターオーデション
詳細 http://www.topcoat.co.jp/audition/
イザワ オフィス
渡辺プロダクショングループの一員。
1979年に渡辺プロダクションの社員でザ・ドリフターズの
マネージャーを務めていた「井澤健」氏が社長となり
設立されました。
ザ・ドリフターズの人気上昇に伴い、
ハナ肇とクレージーキャッツと同じ事務所に所属していると
競合していました。
その解消のため分離したのだとか。
暖簾分けという意味合いが強いそうです。
主な所属タレントは
志村けん、小泉孝太郎、麻生祐未、加藤茶
仲本工事、高木ブー、いしだあゆみ
小泉孝太郎さんは、ドリフターズの故いかりや長介さんに
デビュー前から役者のイロハを教えられたと
言われています。
イザワ新人オーデション