バラエティ番組を見ていると、
お笑い芸人かと思わせるような女優や
俳優たちが存在します。
お笑い芸人に囲まれても、一歩もひけをとらない。
（松岡茉優）
むしろ、へたな芸人よりレベルが高いんじゃないかと
思う時もあるくらいです。
今回はそんなトーク力のある女優や俳優たちに
スポットを当ててみました。
松岡茉優
松岡といえば、「桐島、部活やめるってよ。」
「あまちゃん」などの話題作に出演し
その演技力が絶賛されている若手女優です。
そんな彼女は演技派として高い評価を得ていますが、
彼女の魅力はそれだけではありません。
トーク力にも注目が集まっています。
バラエティ番組では歯切れのいい軽快なトークが
実に気持ちがいい。
特に私が気に入っているのは間の取り方です。
言葉を発しなくても一瞬の表情のリアクションで
笑いがとれるのは流石としか言いようがありません。
それでいて特別でしゃばっている印象もないから
好感を持たれるんでしょうね。
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このトーク力は一体どこで培われたのだろうか？
それが出来るようになった原点は
中学生の頃の「おはスタ」（テレビ東京）の
出演だと言われています。
朝の子供向けバラエティ「おはスタ」は生放送です。
生放送では決められた時間内ぴったりにコメントを
しゃべらないといけません。
そのためには、コメントを素早く返す瞬発力や
表現力が必要になってきます。
もし、それができないと恐怖の反省会が
待っているんだそうですから
なおさら、必死だったんでしょうね。
彼女はこの頃にバラエティーの特有のテンポや
間を学んでいます。
その経験が今生きているんだと思います。
大泉洋
株式会社 クリエイティブオフィスキュー所属
演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーの一人。
深夜番組「水曜どうでしょう」(HTB)で鈴井貴之とレギュラー出演し、
いじられキャラとして北海道で人気者に。
その後、「救命病棟２４時」「ハケンの品格」などの
人気ドラマや映画に出演し全国区に。
演技派俳優として活躍する一方、
バラエティー番組では、笑いタレントかと思わせるほどの
絶妙なトーク力でその存在感を示しています。
彼の特徴は「上から目線で話す」というトーク術です。
相手に偉そうな態度をとって
主導権を握る素振りを見せるのだけれども
最終的には自分が「いじられる」というものです。
そんなキャラが見事にハマっているんでしょうね。
ただ、実際の彼は「上から目線」とは無縁のようで
謙虚で礼儀正しい人だと言われています。
唐沢寿明
常に見ている側を意識してサービス精神のある彼は
聞かれた質問は答えるというスタンスの持ち主。
擬音をうまく使い視聴者を引き付けています。
その印象に残るトーク力は流石といえますね。
八島智人
あの「トリビアの泉の人」ですね。
しゃべりが達者で俳優業の傍らで
バラエティ司会者としても活躍しています。
彼の背中をみて女性版「八島智人」を目指しているのが
松岡茉優なんだそうです。
トーク力のある人は引っ張りだこ
テレビでは決められた時間内に
必要なことを伝えなければいけません。
しかも、視聴者に分かりやすく話すことが条件です。
決まった尺の中で面白いコメントや的確なコメントを
まとめなければなりません。
これは簡単なようで実に難しいと言われています。
少しでも気を抜けば、その番組が
台無しになってしまうこともあります。
それがうまくできる人はやっぱり重宝されますよね。