スター俳優が途切れないということです。
実に、女優の層は厚い。
いや、女優に限らず、男優にしても
同じことが言えます。
これほど多くのの主演級の俳優が生まれるには
何か理由がありそうですよね。
一体どんな育て方をしているんでしょう。
社名に「音」という文字が付いているのは
1973年 出版社の音楽事業部として設立されたそうです。
1974年 エムシーキャビン音楽出版を設立。
浅野ゆう子が日本レコード大賞新人賞を受賞。
1979年 株式会社研音として法人化
1981年 堀江淳「メモリーグラス」
増田恵子(ピンクレディ)「すずめ」のヒット」
1985年 中森明菜「ミ・アモーレ」
1986年 「DESIRE」で日本レコード大賞を2年連続受賞、
石井明美「CHA-CHA-CHA」日本レコード大賞新人賞
これらからも分かる通り、
音楽を中心としたマネジメント会社だったようですね。
しかし、1980年代後半から俳優部門を急拡大させ、
浅野ゆう子、唐沢寿明、山口智子、
反町隆史、竹野内豊らドラマの主役級タレントを
次々に輩出するようになりました。
また、音楽部門でも平井堅の活躍。
そして、新人ながらアルバムセールス150万枚超を記録した
「絢香」がブレイクと、押しも押されもせぬ
大手マネジメントグループとなっていったのです。
現在は、大型歌手として注目されている「家入レオ 」が
所属しています。
研音がドラマに強い芸能プロとなった背景には、
山口智子が「ロングバケーション」(1996年/フジテレビ系)で
ナチュラル女優ブームを巻き起こしたからと言われています。
所属する女優のタイプは、伊東美咲や榮倉奈々のような「モデル系」から
菅野美穂や成海璃子のような「演技派」まで幅広く在籍しています。
スポンサーリンク
新人の育て方はどうなんだろう
一般的には、脇役で経験を積ませておいて、
人気が出てきたころで、初主演させることが多いようです。
ところが、研音では若い時期に主演を経験させ
即戦力として育てていくという戦略のようです。
まず初主演させて、視聴者に名前を覚えてもらう。
そして、厳しい環境の中で女優として自覚を
持ってもらうという育成の仕方なんですね。
研音の役者は評判がいいの?
芸能界にはある特定の事務所がキャスティングに強い影響力を
持っているようです。
そのような事務所の強引な
いわゆる、ゴリ押しで出演する女優などは、
忙し過ぎて。スタッフに挨拶しない人もいますからね」
また、
「嫌々バラエティの仕事をしている女優さんもいますからね」(苦笑)
(テレビ局関係者)
売れるためには、そこまでしないと・・・
厳しい世界ですからね。
では、研音の場合は、どうでしょう。
タレントとの信頼関係
マネジャーは地道に営業を行っていますし、
タレントにも経緯を説明して納得させてからやらせていますから、
現場の評判もいいですよ。(研音関係者)
重要なのは、タレントの「路線」をしっかり築くこと。
これが、「研音」のシステムだということらしい。